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Posted by ミリタリーブログ  at 

【6】SVU 2024年までの道のり〜イエメン編〜

第6回です

SVUはいいぞ(6回目)


今回はイエメン編をやっていきます


時を遡ること2000年代
当時のイエメン共和国のサレハ政権はロシアからいくつかの銃を輸入し、イエメン特殊部隊(特別治安部隊?)などに採用しました。




その中にはOSV-96、RPK203、kord、PKP、そしてOTS-03などが含まれ、およそ数十〜数百丁購入されたそうです。



初めてその姿が確認されたのは2009年頃とされ、ちょうどOTS-03の輸出仕様(?)が発表された時期と重なります。

↑2009年に確認されたOSV-96


↑同時期とされるOTS-03

2011年にチュニジアでのジャスミン革命を発端とするアラブ世界での民主化運動(アラブの春)が広がりをみせ、イエメンでもサレハ政権打倒の動きが発生。イエメン騒乱が始まります。

2012年のサレハ政権退陣以降、OTS-03は一時的に行方不明となり2015年にイエメン内戦が発生します。

↑Debal製の光学機器(?)装着したOTS-03

イエメン内戦以降、OTS-03はフーシ派が鹵獲したとされる写真がいくつか見つかり、その後もイエメン政権(ハーディ)側とフーシ派が使用していることが確認されています。


また、サレハ政権退陣以降イエメン国内でのブラックマーケットやガンショップにもその存在が確認され、高額ながらも取引が行われているようです。


↑2013年頃に確認されたもの、当時の価格で13万ドルとされる




2024年現在でもイエメン国内のガンショップで販売されており、その値段なんと7.5サウジアラビアリアルだそうです。(高すぎぃ!)





現在でも時々フーシ派が使っている画像が確認でき、
2022年のフーシ派がAK103と共に写っている画像が存在します。


2024年ではイエメンのフーシ派側のメディアによって映り込んでいる画像や映像なども確認でき、今現在もイエメンの狙撃兵が使っているようです。





イエメンのOTS-03の情報はベラルーシよりも遥かに少なく、またベラルーシよりも採用された数が少ないと考えられるため、使用例は非常に少ないです。
しかし、未だに稀に出てきていることからまだ細々とどこかで使われているとなるとまだまだ探せばどこかに使っている兵士の写真が見つかるかもしれません。

また、イエメン国内は未だ内戦中というのもありイエメンでOTS-03を購入することは金があってもほぼ不可能と考えられるでしょう(悲しいね)

今後またイエメンでのOTS-03が確認出来れば更新していきます。





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2024年06月30日 Posted by 梵ДаREふ  at 15:16Comments(0)

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